今回はITエンジニア入門の国家試験、ITパスポートの勉強法についてお伝えします。
「未経験からエンジニアになりたい!」と思った際は、この資格を取得していると面接で好印象なので、取得しておきましょう。
難易度は比較的低めで、IT業界でなくとも、社会人として取得しておく方も多くいます。
未経験者は2週間、IT業務経験者なら1週間で合格できるでしょう。
ITパスポートとは?
iパスは、ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html
通称“iパス(アイパス)”と呼ばれる、経済産業省認定の国家試験です。
ITに関する基礎的な知識が証明できるので、ITエンジニアになりたい方は最初の目標にしましょう。
ITパスポートの試験時間・問題数
試験時間120分に対し、問題数は100問です。
単純計算で1問1.2分(72秒)で解く必要があります。
出題方式は「CBT方式」。選択肢は4つ
コンピュータで出題と回答を行う方式です。
選択肢は4つ。これなら1問あたり1.2分あれば間に合いそうですね。
試験分野は「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」の3つ
- ストラテジ系(経営全般に関わる問題) 32問
- マネジメント系(IT管理に関わる問題) 18問
- テクノロジ系(IT技術に関わる問題) 42問
出題順も上記の通りで、問題数もあらかじめ公開されています。
合格ラインは?3つの分野で300点以上が必要
ITパスポートは1000点満点の試験です。
合格の条件は、下記のように決められています。
- 総合評価点が600点以上
かつ、
- ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野それぞれの基準点が300点以上あること
つまり、それぞれのストラテジ系・マネジメント系で合格ラインに達したとしても、テクノロジ系で300点以下だと不合格となります。
重要なのは、3つの分野を満遍なく対策しておくことです。
ITパスポートの合格勉強法!
①書籍で全体のインプットを行う
言わずと知れたキタミさんです。エンジニアならまず手にするでしょう。
わからないことがあっても、さらっと流して1周してください。
この単語みたことあるな〜程度にインプットできればOKです。
②ITパスポート過去問道場で問題を解く
次は実践編です。
ITパスポート過去問道場でひたすら問題を解き続けましょう。
アウトプットの効果は絶大です。
ユーザー登録をしよう
過去問道場ではユーザー登録をしましょう。
学習履歴から、自分の得意分野や苦手分野がわかります。
苦手分野を克服すれば、点数に直結するので、分析のためにもユーザー登録をしてから学習を始めることをおすすめします。
ITパスポートは6割の点数をとると合格できます。(1000点中600点)
学習履歴で8割を超えたら、合格の可能性はかなり高いでしょう。
おすすめの勉強法
出題形式は3つあります。
- 試験回を指定して出題
- 分野を指定して出題
- 模擬試験形式で出題
猫田のおすすめは、「分野を指定して出題→模擬試験形式で出題」です!
分野を指定して出題
過去問道場では、チェックを入れた分野だけ出題する機能があります。
この機能はかなりおすすめです。
実践方法はこちら↓
- 「テクノロジ系」の「ソフトウェア」のみ選択して、解き続ける
- 「試験回を指定して絞り込む」で直近3回分を指定する
そうすると、問題どうしでつながりが見つかり
「さっき解いた問題の、穴埋めする部分が違うパターンだな」
「選択肢1はさっきの解答からして間違いだから、消去法でできるな」
など1分野に対する理解が深まります。
模擬試験形式で出題
すべての分野で一通り学習を終えたら、模擬試験形式に挑戦しましょう。
本番と同様に、時間は120分のタイマーをかけます。
自分の理解度や、集中力が試されます。
模擬試験で合格ラインに達し、自信がついたところでいざ本試験です。